第250話(11月2日)・・・ふらの体育塾!
2005年 11月 01日
28~30日の3日間大変お世話になりました。
おかげさまを持ちまして、ふらの体育塾は最高のスタートを切ることができました。
草野塾長による2日間の講演・講習は僕たちの予想をはるかに超えるレベルで、正直なところド肝を抜かれた感じです。
会場に来てくれた子どもたちとその親御さん。そして部活顧問を務めて下さっている先生やスポーツ少年団の指導者の方々。みなさんがイキイキとした表情で楽しんでくれた姿は、この講演・講習会が成功であったことを裏付けると同時に、我々メンバーへ対して今後の事業展開に対する確信を与えて下さいました。(社)富良野青年会議所の創立50周年記念事業の準備に僕たちは約1年間を費やしました。その間さまざまな議論を通して『今後のJCによるまちづくり』のあり方を考え、さまざまなテーマでのシミュレーションを行ってきました。
その中には観光や農業や自然環境、富良野市を含む周辺エリアとの連携など、これまでの富良野JCの伝統的な流れを踏襲するモノが多くありました。そのどれもが重要であることを承知しながらも、僕らは今ひとつ燃え上がれず何かに飢えていました。 そこでピックアップされたのがスポーツを核としたまちづくりでした。
『スポーツは人生を豊かにする。健康なカラダは人生の基本』 その大きな2本柱は市民の日常生活と密接な関係にあります。でも、これまでの富良野JCがあえて取り上げなかったテーマだったという歴史的な事実もありました。
それに至るまでにはさまざまな理由があったと思いますが、極論すればスポーツを文化として捉えるだけの土壌が無かったのではないかと、個人的に思います。
かくいう僕たちもスポーツを主軸としたテーマに選んだものの、疑念を抱きつつ前進してきました。そんなどこか突き抜けきれなかった雰囲気が草野塾長との3日間に渡る関わりと、2日間の講習・講演でガラッと一変しました。塾長の熱意溢れる姿を拝見して富良野JCメンバーの中で意識改革が起こったのです。
(社)富良野青年会議所の活動に失敗や敗北はない。あるとすれば結果を恐れて妥協し、失敗に怯えて活動しないことだ。僕たちはどんな活動からでも、どんな結果からでも何かを得られる。だからこそ後悔しないために一生懸命取り組むのだ。 僕はそれが富良野JCの活動を支える理想であり原動力だと思っています。
くしくも草野塾長の『敗北からこそ多くを学べる』とのお話は、富良野JCの理想を見事に裏付けて下さいました。
記念すべき事業のスタートで草野塾長との素晴らしい出会いに恵まれたのは、僕らが失敗を恐れずにチャレンジしたからこそだと思っております。
塾長から教えて頂いた多くのことと勢いを止めることなく、これから約1ヶ月に渡る事業に取り組み、今後の富良野JCの活動へと繋げていきたいと思います。
本当にありがとうございました。(社)富良野青年会議所:瀬川謙二郎