バレー塾 in東京
2016年 08月 29日
【気づきのレポート】
(1)小野田
in 東京を終えて
8/27,28と東京のバレー塾に参加してきました。これまでに、毎日の40分トレーニングをこなし、その成果が出てきた時期での参加でした。しかし、思わぬ落とし穴も・・・。
草野先生が配信してくださるLINE研修の動画を安易に使うのは危険です。指導者が、原理原則をしっかり理解していないと生徒にき間違ったものが身についてしまいます。例えば(今回指摘され、修正された点)、新ゴリラ。サークルスクラッチは、顔の前で手が動いているだけになっている。へそモゾの時の手の形はきちんとできているか。肘を動かすスピードや位置はきちんとできているか。逆にこだわりすぎて、窮屈な動きにさせていることもあります。
やはり、講習会に参加しないと・・・。動画をいただき、ラッキー!は、危険です。動画使用にも責任と自覚が必要です。今回、ライン「研修」の意味を確認でき、気が引き締まりました。今回も同じ志をもつ仲間と研修できて充実した2日間でした。草野先生、糸川先生ありがとうございました。生徒たちについた灯を大切にしていきます。
この「チョッとした勘違い」については後日配信しようかと考えています。関係する知識をつないでいく作業の段階で起きていると思うからです。知った知識をどうつなぎ合わせるか。この思考回路が「考える」と言う行為。我々に必要なのはここですね。いわゆる文脈の理解とでも言うのでしょうか。ここの中学校の選手はわざわざ栃木県から参加。オリンピック会館に宿泊して二日目の高校生強化練習にも参加。高校生のネットの高さとボールで違和感なくやっていました。そして心が育っていました。「忍耐できる心」と「向上心」が・・・。
(2)日野台高校監督;杉山
お話と、シナプソロジートレーニングから始まりました。ボディローテーションやD2ラインについて説明があり、筋肉は斜めについている、対角で動くことが多いのが球技スポーツだというわかりやすい説明。小学生中学生高校生と混ざってのお辞儀ダッシュやパス練習。同じメニューでレベルが違ってもできる練習!ここに初心者と経験者の求めるレベルに差があっても一緒に練習できるヒントがある。精度は違っても一緒にやれる。だから初心者も楽しめる。
今回も気づきがたくさんありました。
足ができないと手はできない。点から線へ。 練習は試合の準備をすること。準備をして試合に挑むべき。 速い動きはごまかせる。ゆっくりできること! 見て、判断して、動く、待って、とる。 待って!を作ることが大事 笑顔は自信の表れ! 何かに向かって頑張ることが楽しみ。 2ステップはすべてにつながる。やればやるほどプレイが変わってくる。 一番いいところで捉えられるように動く!これを経験する。経験して覚える。 そのための練習をする。 ボーリングスローからのスパイクステップ
<午後から>
手とり足取り教えるのは弊害。説明はきちんと ミスをして笑うのが本当の笑顔!シナプソロジー的な遊びの中で確認 スイングトレからモシカメスパイクまで 膝つかないバナナレシーブから膝すべりレシーブ 真上に打つスパイク練習 膝のちょんちょんで体重移動(これしばらく忘れてました) 当たる瞬間に回内、伸びる前にあたる、親指が下で斜め回転 切り返しで見られる現象と意識してやるのとは違う!後頭部を触ってスイングは違う 切り返しでは自然にそうなる 正面から支えてあげて回内させる 打点とリリースは違う 手の甲での振り上げスイング
<二日目;強化練習>
約30分かけてじっくりと、朝のお話し 足じゃんけん なぜ練習試合をするのか?指導者の確認! 自分の行動は自分で決める
ステップ練習 ゴリラステップ 遅い!膝滑りしながら立ち上がる!流れる動きを! 身体は正面でクロスステップ(かなり流してしまっていた部分でした)
<トストレ>
乱れたレシーブをどう攻撃につなげるか! レシーブからのトストレ ここで自分の役割、動きを確認する(初心者でもできる参加できる!) 戻るところまでを練習!
<おひるごはん>
練習の始まりと終わりをはっきりさせる。スタートは360度の円の任意位置から ミスから始まる練習!攻め返し! フォーメーションを複数持つ!試合のための準備! (3-1-2、1-5の日野台の課題 セッターが前の時のセット 左ききの使い方) 答えを求めない、相手のイメージを膨らませる話、子供は説教嫌い(HRでも使えます) 怒る、叱る、判断基準を持つこと レシーブボールに対してスパイカーはどう動くか!これを練習! 攻めるとはリズムを変えること! いつこの攻めを使うのか?そこを練習!
<線の練習>
左足でタイミングを計る ネットを触って待つ 助走で腕が自然に振れたらOK
ラリー練習
人を狙って打つ。動きを覚える(このテーマでなら初心者の選手も十分やれました)🔶相手に十分な攻撃をさせて、切り返す!その練習をする。
やはり何度見ても、確認しても、そのたびに気づきがあります。見る視点や目的についても、もっとはっきりさせることが必要でした。感情的になりがちな自分にも反省点がいっぱいです。参加して良かったと思えることが毎回多く、今後も成長の基にしたいと思います。今後ともよろしくお願いします。
日野台高校は初心者も4〜5名いますが、同じように溶け込んで楽しく、しかし一生懸命!一年生の初心者も先輩について「2016夏トレ」を頑張り通しただけあってしっかりやっていました。この経験は、卒業後にきっと大きな自信になると確信します。まさに青春バレーでした。