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by kusanokenji
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第2630話・・・元監督・元教頭の視点(49)


最初、バレー指導をし始めたころバレーが好きになれなかった。


監督と呼ばれている人たちの集団も大嫌いだった。

バレー界全てが大嫌いだった。

テレビでバレーが中継されているだけで、何だか腹ただしくなっていた。


 家に帰ってもつまらなかった。休みも何だか憂鬱だった。

つまらない時が多いと、今まで楽しかった他のことまでも楽しめなくなっていた。


 なぜ、バレーが嫌いだったのか。結局は、自分の思い通りにならなかったからだ。


 そんな時、嫌な気持ちで体育館に行ったら、最近、入ったばかりの親子が体育館の玄関を掃除していた。何だか、その光景が胸につきささった。有り難くて涙が出そうになった。感謝することの大切さを思い出した。そして、自分やバレーと少しずつ、正対するようになった。


 あれから16年・・・・・。大嫌いだったバレーが自分にとって、かけがえのない存在になった。今はバレーに出会ったことを感謝している。


 嫌いなところからは、何も生まれない。






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by kusanokenji | 2016-07-11 09:56 | ■連載“日々努力”