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by kusanokenji
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第2619話・・・10年の思い(松本和志)

【一貫指導型ドリル集】
10年前ですね。5巻セットで購入。
購入と届いたことで、当時、バレー部の中学の娘の顧問と
これから頑張っていきましょうと喜んだことを思い出しています。

そこから、バレー塾へ参加
1日目AMは講義 PM~二日目終日実技
聖地 橋本市での開催時には何度も参加させてもらいました。

「僕の講義は最低10回は受けないと分からないと思うよ」
「僕は先に行ってるから追いついてきてください」

講義・実技に参加 そして地元開催 中学校の先生方との交流?
ここ地元でも、「指導者が変われば選手が変わる」
どのように変わればいいのかも理解できないまま、年数を重ねる
だけでしたね。(自分の中で自然体バレーを学べば強くなる)
弱いチーム(ずっと1回戦負けのチーム)が強くなれる
(常に勝てるチームになる)そんなことを描いていたのだと思います。

同時に、市のスポーツ21クラブの仕組みを利用させてもらって
バレー塾的に進めていき、参加した小学生が中学でバレー部に入部し
「怒らない、叩かない」「故障させずに上達さる」「バレーが好きになる」
この指導法を継続してしてもらえれば、一貫指導の道へ繋がるとも
思い描いていました。

【現実】
そうではなかった。
バレーの指導も知らない自分でも「いいもの」は理解できているのに
なぜ先生はそういうことが分からない?

当時、この地域で取り入れられていた西田先生のもとへは何度も
足を運びました。
しかし、娘がいる学校では期待とは裏腹に・・・
そして、顧問が変わり、さあ!これからと思えば、また顧問が変わり
そしてまた顧問が変わり・・・・そしてまた変わり・・・
もう去年までは、諦めていました。

【現実→自分の行動】
1回/週 の朝来でのライダーチップスバレー塾
ここで、「故障させずに上達していく」ことを目的にして
バレーが好きになっていく子供たちが増えていく。
ここで身につけてくれた動きは、中学でも役に立ってくれる
そう思い描きながら参加人数に関係なく継続してきました。

【中学部活動】
ライダーチップスで学んでくれた動き等
スイングフォームやウサギの耳の形と、ちゃんとできるようになって
一週間後、「あれ?」なんでできていたのに「ヘンテコ」になって
いるのと思ったことも何度もあり
やっぱり毎日ある部活動には、太刀打ちできないなと思ってしまう。
こういう思いも繰り返し感じていました。

つい最近まで、この思いはずっと思いの根底にありましたね。
そんな思いを払拭して行ってくれたのが、二人の少年かな。
一人は、小学1年生になる前から来てくれて
その子は、園児の時に運動制限がかかっていて、
ようやく動いてもいいと、医者からの許可が出てきてくれた子。

もう一人はその子と同級生で3年生ぐらいから来るようになり
中学生に今年なり、今も継続で皆勤賞です。
特にこの二人の成長していく過程、そしてバレーのパフォーマンスの
向上を日々見ることができたことが、僕の心を変えてくれたように思います。

【プライドは鼻につけるのではなく足元に置いておけ】
【矢印は自分に向ける】
これは衝撃的でしたね。
すごい量の鱗が目から落ちっぱなし状態です。
いつの間にか、このことを実践できるようになってきているのだと
感じています。だから毎日が気持ちいい。

あれだけ中学部活動で取り組んてほしいと思っていた自分は
どこに行ってしまったのでしょうと思うぐらいに
なんだか気持ちがすごく楽になっています。

【振り返りながら】
ずっと矢印が相手に向いていました。
変わってほしい。これだけのことを実践してきてるのに
なぜ変わってくれないのでしょう。
志賀中、打出中とここからそんなに遠くないのに
近郊の先生方のアンテナはどこに向いているの?
ここにちゃんとした答えがあるのに。ってずっと思っていました。

この矢印をぐいっと自分に向けると・・・・
自分が変わればいいのだと肝に落ちました。
そこからが、変わっていったのだと思います。

【継続】
ここに答えがある。
今日のライン研修
【自然体バレーをちょっとやっただけの「ちょいかじり」で
すぐに勝てるほど勝負は甘くありません。
アドラーをちょっと勉強しただけで
「やっぱり叱らないと子供は動かない、アドラーではダメだ」と
言うのと同じです。
ちょいかじりで「やっぱりダメだ」
などと軽率に発言するのはやめましよう。】

今朝、これを読ませていただいた時に
す~っと心に沁み込んできました。
継続していて本当に良かったと思えたのです。

そして昨日 地元の中学での新しくなった顧問の先生と
一週間かけて色々な想いや部の活動方針、
こちらの活動想いと打ち合わせをさせてもらいながら
「基礎・基本の練習会」を終日させていただきました。
ライン研修での「部活動」のタイトルが出た時期ですね
もうなんというタイミングがいいのしょうと、草野先生へ
電話したぐらい。

そこから、中学部活動で、自分が使えるように今までの映像配信分を
まとめながら準備を進めさせてもらいました。
1日の流れを考えていく中で、どうしてもAM分ぐらいしか浮かんでこず
PM分は、どう進めていけばいいのか・・
アクシデントも想定したり、うまく伝られない状態ばかりを想定
自分にとってもいい経験をしました。
当然のことながら、草野先生に来ていただくのは一番なんです。
しかし、もう10年も学んでいて何も組み立てられないんて
情けないですよね。
当日の朝まで画面とにらめっこでした。
「1時間喋るなら 1000時間の準備を」ですね。
PCはフリーズもせずに順調、自分の思考も何とか持ちこたえ
アクシデントといえば、普段の練習は1日練習はなくて
1日は練習試合の時だけらしく(びっくり)
昼食後からの最初のドリルの時
昼を食べ過ぎたのか、食いすぎで動けない子供たち??????
「どうする!」とここだけ大いに悩ませてもらいました。

【3つの納得】
選手・学校・保護者 この3つの納得が得ていけるように
今後も継続して取り組んでいきましょうと、顧問の先生と
約束をさせてもらいました。

顧問の先生から
お休みにもかかわらず、ありがとうございました。
部員たちは疲れは残っているものの、
昨日の練習はとても充実していたようです。
早速今日、日々の練習について部会を開き、
明日から本格的にスタートしようと思います。
やってみて不充分な面も多々あると思いますが、
再構築を重ねながら取り組んでいこうと思います。

お手数をおかけしっぱなしで申し訳ありませんが、
映像等の資料がありましたら、ぜひお願いしたいと思います。

【I am only doing what I can do 】
水曜日のバレーを継続していて、
去年の暮れに「中学になったらバレー部へ入るから」と
参加人数が増えました。
お陰さまで、全員バレー部に入部 すでに1週間は過ぎ
ボール拾いはしているものの、先輩と同じようにも動ける体には
なってきています。これは2016夏トレの小さな成果です。
自分が変われてきたのは「継続」の実践ができたこと。
それは、自然体バレー塾での学び 
バレーボールを通じての多くの方との出会いもあります。
そして、日々の研修 バレー塾・強化練習会の参加
終わった後の振り返り会での学び。


様々な場面での学びが、やっと10年前に思い描いたものの
「スタートライン」にたどり着けたとしみじみ思っております。
併せて、何よりのバイブル「体のメカニズム」これは今も唯一の
愛読書ですね(笑)そして一貫指導型練習ドリル集が今後も
大いに役に立つものになるのは必須です。
(内容の理解力はついてきたと思います。しかし分からないことはまた学びます。)

【目的と目標】
部活動と関わりを持つことで何をしたいのか?
小さな町です。水曜日に来てくれている子ども達
ほとんどがバレー部へ入部してくれています。
みんないい表情をしてくれています。
バレーボール・部活動を通じていい関係を保ちながら
「笑顔」
これだけは、なくなって欲しくないですね。

                    2016年5月23日


















by kusanokenji | 2016-05-24 13:29 | ■連載“日々努力”