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by kusanokenji
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第2570話・・・元監督・現教頭の視点(22)

今、学校現場では、次の学習指導要領の改革の中心になる「アクティブラーニング」という概念の学習が盛んに行われている。学習指導要領は、大体、10年に一度ぐらいで改革されていく。改革される時に、必ず、キーワードが登場します。

 国の教育の根幹を示す学習指導要領です。バレー指導者の皆さんにも、学校現場の教育はどのように変化していくのか、一緒に考えていただければと思います。

  アクティブラーニングって何?

教員による一方的な講義形式でなく、グループワーキングなどにより討論・議論などを通して学んでいく学習形態。日米の教育を比較し、その違いを言語化するならば、「What do you think(あなたはどう思う)?」の違いということができる。つまり、自分の考えを問われる機会があるかないかということだ。米国の学校教育では一般に、世代を問わずそうした問いかけをより重視している。 


特に目を引くのが


今後20年以内に今の仕事の半分が自動化されてなくなる


2011年度に小学校へ入学した子どもたちの65%は、高校・大学卒業時に今は存在していない仕事に付く可能性がある



このような学説が飛び交う時代になってきたのです。まさに変化の激しい時代の真っただ中を我々は生きているのです。


ですから、当然ながら、バレー指導も変化が求められてきています。昔ながらの根性・根性・ど根性論だけでは、日本のバレーは世界に追い付く事は永久にできないでしょう。


 先日、テレビでブラジルの名コーチが日本の中学生の部活動を二週間指導する番組を見ました。その指導スタイルを見て、私は「自然体バレー」との共通点をたくさん発見しました。というか、根底には、同じ指導観があるのではないかと思いました。


  そのなかでブラジル人のコーチの人が普段の中学校の部活の練習を見て、


 「軍隊みたいだ」という言葉を発しました。


 けど、ブラジル人コーチの方は、厳しい時もあります。その時は、なぜ、いけないのかをきちんと伝えます。理由と叱り方がセットになっているのです。そして、注目すべきことは、叱った後で「感情のフォローアップ」が必ずありました。


■自然体バレーと世界レベルであるブラジルバレーとの共通点


それから、アクティブラーニングこそ、自然体バレーの研修スタイルとの共通点がたくさんあります。先日の講習会でも一斉型の講義形式ではなく、ワークショップを取り入れたまさにアクティブラーニング的な内容です。おそらく、普段、何も勉強しないであの研修会に参加したら、ついていくことはできないでしよう。研修会に参加する前の準備が相当必要な学びの場です。


自然体バレー=世界レベルのバレー指導 + アクティブラーニングの研修の場


私は改めて、今なお進化し続ける自然体バレーの方程式を感じています。




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by kusanokenji | 2016-01-13 08:49 | ■連載“日々努力”