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by kusanokenji
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第2567話・・・叱らなくても子供は育つ

【叱らなくても子どもは育つ】


「叩かなくても選手は育つ」を書いたのが13年前。

今日はアドラー心理学の先生のお話を紹介します。

なるほど〜って思える話です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


息子が2歳のときこんなことがありました。

歩きながらミルクを飲んでいたのです。

コップを手におぼつかない足取りで歩きながら飲んでいました。

次の瞬間、何が起こるか予想することは簡単です。

この場合、みなさんならどうしますか?

公演に参加されている親さんは

「歩きながら飲んだらこぼすよ」と子どもに声をかけると言います。

でも、私は声をかけませんでした。


すると息子はミルクをこぼしてしまいました。

この場合、子どもは悪意からではなく失敗したのです。

ここで再度、みなさんに尋ねます。

「どうしますか?」

すると「ミルクを拭く」という答えが帰ってきます。

誰が拭くのですか?と聞くと「私がです」と親が答えます。


しかし子どもがこぼしたミルクを親が拭いてしまうと子どもは一体何を学ぶでしょうか?

失敗しても親が尻拭いしてくれるということを学んでしますのです。


私は息子に

「どうしたらいいか知ってる?」と尋ねました。

もしも知らないと言えば教えよう、と思いました。

しかし、「知っている」というのです

「どうしようと思っているの?」とさらに尋ねたら、「雑巾で拭く」というので

そのようにしてもらいました。


可能な限りの原状回復をする、

これが失敗の責任のとり方の一つです。


子供同士が喧嘩してどちらかが怪我した場合は、怪我させた方は謝って欲しいと思います。

しかし、子供がミルクをこぼした時、私は感情的に傷ついたわけではないので謝ってもらう必要はありませんでした。

「これからミルクを飲む時こばおさないようにするにはどうしたいいと思う?」

息子はしばらく考えてからこういいました

「これから座って飲む」


この一連の会話の中で、私は子供を叱っていません。

子供の失敗を放任したわけでも、子供が取らないといけない責任を方がありもしませんでした。

私が伝えたかったことは、

同じ失敗を繰り返して欲しくないということでしたが

息子がどうしたらいいかを知っていましたので伝えませんでした。


くどくど感情的に伝える必要もありませんし、子供は親に反発して学ぶべきことを学ばなかったでしょう。

叱るだけでは

子供はどうすればいいかを学べません。

今回失敗したけれども、どうしたら失敗を回避できるかを子供と共に考え、

必要であれば教えればいいのであって、叱ることには何の意味もありません。







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by kusanokenji | 2016-01-08 09:31 | ■連載“日々努力”