紀和ティンカーベルの岸田先生のブログに、
「野口体操」で有名な野口三千三氏の言葉が紹介されていた。
その考え方に「なるほど』と頷くばかりであるがその中で
基本的な原理が無視され、
原理だと思い込んでいるもの(考え)に
眩惑されていることが多い。
が記述されていた。
ちょうど、「正面とは」について指導していたので合点。
バレー界の常識は「体の中心部分」いわゆる「へそ」の前を正面
と指導している人が多く、ボールをへその前で取れるように体を動かすことを
「正面でとれ」「正面に入れ」などと指導されているようだ。
しかし、自然体では次のように指導している。
「正面に入るとは、アタッカーと、自分の体の中心を正対させることではない」
「後ろにも正面があるんだ」「向こうにも裏にも正面はあるんだよ」
「返そうとするところに、正確に返すことのできる面を正面」
と定義している。
したがって
「相手アタッカーとの関係でなく」
「ボールと面の関係」
例えば、
1)肩口や胸元に食い込んでくるボールの処理はどうする?
2)バックレフトの位置のレシーブで、
ライトからストレートを打たれたとき
セッター(味方のライトの位置にレシーブしたい場合
どうするか?
1)は、テニスやバドミントンのラケットワークを
2)は、入射角・反射角を考えると答えは見つかる。