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by kusanokenji
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第1777話・尋常小学校修身書(その2)

自然体研究会という会員制のML(メーリングリスト)があるのですが、そこに、紀和ティンカーベルズの〇根コーチが、昨日の出来事を詳しく書いてくれましたので紹介します。ムダな描写がなく、かといって大事なポイントはきちんと整理されています。彼女はお母さんコーチです。バレーボールは全くの初心者ですが元々は卓球の実業団選手。それこそ勝つために青春を賭けてきたような経歴の持ち主ですので努力はお手のもの。バレーボールの技術も一番伸び率が高い努力家でもあります。毎週木曜日の夜は県立橋本体育館で「トップレベル教室」があります。トップレベル教室と言ってもあくまでも子どもの未来の可能性に期待するだけです。したがって目先のことは求めません。心の優しい、バランスのとれた運動選手に育ってくれればいいと思っています。心の教育はもうすでに始まっています。あくまでも管理や押さえつけではありません。ジワーッと、漢方薬処方のようにゆっくりゆっくり、少しづつ少しづつです。急な変化は求めていません。その日も、休憩時間中に小学1年生の女の子が寄ってきて「今日はどんな話をしてくれるん?」と話しかけてくるようになりました。可愛いですね。前置きが長くなりました。ではどうぞ!・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・  コーチの日記より  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・明治6年、宮古島沖でドイツの船が沈没した。
船員は、何とか助かろうと岩にしがみついていた。
それを島民が発見したが段々暗くなり、助けに行くことができなかった。
そこで島民は、火をたいて一晩中船員を勇気づけた。
そうして何とか翌日助け出すことが出来た。
弱った船員を島民皆で看病した。
次第に元気を取り戻した船員は、島民が用意してくれた船で無事にドイツに帰国した。
それから現代に至るまで、宮古島とドイツの交流は続いている。

和歌山にも、似たような話があるわな。
良い行いをすると、自分に良いことが返ってこなくても、自分の子供や孫に良いことが返ってくるかもしれへんぞ。今、自分が元気にバレーボールが出来るのは、君達のおじいちゃん、おばあちゃんの良い行いが、そうさせてくれてるのかもしれんな。

 草野先生から子供達へ、本の紹介がありました。

= 明治・大正・昭和  親子で読みたい・・・
                  精選 尋常小学修身書 =
 この本はな、君らのおじいちゃん、おばあちゃんが
小学校の時に勉強したことが載ってる本や。
易しいことやけど、大切なことがたくさん載ってる。
・力を合わせる
・皆のことを考えて行動する
・嘘をつかない
・自分だけよければよいではダメ

最後に中学生二人が朗読してくれました。

<ワシントンの話>
 ワシントンが小さいとき、庭で遊んでいて、
お父さんの大切にしている桜の木を切ってしまいました。
お父さんは驚いて、「誰が切ったのか」と問いただしました。
そこで、ワシントンは正直に「自分が切りました」と話しました。
するとお父さんは「よく正直に話してくれた」と喜びました。

<松平信綱の話>
 信綱は若いとき、将軍様が大切にしていた屏風を破ってしまいました。
将軍様は「誰が破ったのか」と問いただしました。
しかし誰も答えません。
すると信綱は「私が破りました」と打ち明けました。
すると将軍様は「よく正直に言った」と信綱を褒め、とがめることはしませんでした。

両方に共通するのは、『正直』。
正直は一生の宝や!!

次回までの宿題。

『野口英世』と『二宮金次郎』についてどんな人か、調べて書いてくること。
そして、どこが偉いのか?
それに対して、私はこう思う!と言うことを書いてきてください。

 あやま あらた   こ  あやま い
 『過ちて改めざる、是れを過ちと謂う。』 
=過ちを犯してしまって、それをそのままにして改めないのが、
それこそ、本当の過ちというものだ=
 過去を変えることは出来ません。
過去に起こしてしまったことを悔いるよりも、
同じ失敗を繰り返さないようにすること、
そして今を正直に生きること、
こそが大切なのですね。
だって、現在は確実に未来へ繋がっているのだから・・・

<和歌山とトルコ>
『宮古島の話と同じやで。
トルコの船が串本沖で座礁してな、
地元の人が船員を救ったと言うことで、
今も和歌山とトルコは交流が続いてんねんで。
だからな、日本人がトルコへ行って、「日本人です。」って言うたら、
めっちゃ優しくしてくれるねんて。
で、「和歌山出身です」って言うたら、更にめちゃくちゃ優しくしてくれるねんて。
中学校で習ったわ!!』
と、中1の娘が話してくれました。
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by kusanokenji | 2011-12-16 23:06 | ■連載“日々努力”