第1775話・・・経験という名の財産
2011年 12月 13日
いわゆる「ボール(球)遊び」のたぐい。
その昔、どこの田舎でも見られた道端での遊びのひとつ。
難しく理屈をこねれば「脳と体をつなぐ協調運動」。
そういうものであるが、最初は大体うまくいかない。
例えば、両脚を開脚しながらジャンプして股下から床へボールをバウンドさせ
後ろ方向にワンバウンドしたボールをキャッチする、というメニューがあるが・・・。
これがおもしろい。
お尻にボン!とボールが当たるたびに爆笑の連続。
それでも次こそは次こそはとトライする。
スーッとできる人もいれば、なかなかできない人もいる。
先日の寝屋川のママさんバレーでもこれが大うけ。
会場は一瞬にしてゆるゆる・笑いの渦に包まれる。
いつも苦虫を潰したような指導者もついつい頬がゆるむ。
これがいいですね。スポーツの原点。
ころあいをみつけて
失敗して笑える!
これがいいと思いません?
その「笑い」は「次に頑張るぞ」と言う意味がこめられていますね。
自分の意志で次に頑張りたいという表現ですよね。
さあ~、どんどん失敗してうまくなりましよう!・・・と言葉をかけます。
できない人でも経験を重ねていけばできるようになる。
「あー、できるんだ!」という小さな体験。ちいさな喜び。
なかには「できた~!」と次の瞬間「見た?見た?」と周囲を見渡す人も・・・。
子どもも大人も一緒です。
ひょっとするとバレーはじめてから、初めての体験の人もいるかもしれません。
この喜びは次へのやる気につながります。
失敗のお蔭?です。
まぁ、こんなことやっています。