第1097話・・・せめて・・・
2009年 05月 02日
迎えるのは、何にもできないこの親父ひとり。
実家(ふるさと)への帰省なのに、さぞ寂しかろうと胸が痛む。
母親のいない家に帰る子供の気持ちは辛いやろうな。
遠く松山からの車での帰省だから、渋滞を避けて到着するのは夜中の2時。
迎える準備は・・・。あかんわな。
このごろつくづく思う。
他人の子供ばかり面倒見て、我が子はほとんど女房任せだったこれまでの人生。
それほどまでして果たして良かったのか悪かったのか答えは出ない。
せめて女房の分までと思って、掃除、洗濯、料理にと頑張る毎日だ。
あまり人には見せられない姿だけど大分慣れた。
今までしたことがない世界。気がつけば
せめて女房が生きていたら、毎日誉められて、喜んでくれることばかりしている。
皮肉やな。そんなん考えたら歩きながら涙がでる。まあ、しゃないな。
我が家に来てくれる人はお客さんじゃなくて、結局ヘルパーさんと同じなのに・・・。
さぁ GWだ!飯つくろう!