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by kusanokenji
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in滋賀

第552回 <In滋賀県>
11月15(土)~16(日):粟津中学校体育館・・・・・・240名
★受講者累計 102、980名 

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小学校、中学校の指導者及び家庭婦人の指導者が70名参加して行われた講習会。モデルは地元の中高校生。先ずは体育館にスクリーンをセットしての一時間の講義。そこから実技に移った。受講生は生徒も指導者も物珍しさもあってか終始真剣そのもの。
 県バレーボール協会の会長、副会長、理事長も最初から最後までお付き合いくださった。開講式の挨拶が終ったらすぐに帰られるケースが多いがここは違っていた。バレーボールへの愛情が深いというか、礼儀を心得ていらっしゃるというか、何かが違う。地方の小さな協会に行けばいくほど建前論が幅を利かし、なかなか融通が効かないこともしばしばお見受けするが、そういうところに限って現場を知らないお飾りトップが多いのだろうと思う。
 <現場を知るトップ!>・・・これこそ組織活性化の原点でもある。
組織活性化は若手の台頭次第。若手が台頭しない組織に未来はない。講義の中でこのことについてちょっと触れさせて頂いた。「某県では中学校の指導者が120名集まった。ここのリーダーは35歳前後。一番行動できる年齢。彼の下には20代の若手教員がついてくる。40代のベテラン組は後押しに回り、校長や会長などの幹部は彼たちが活動しやすいようにバックアップしている。トップの仕事は自分が目立つことではない。若手がやりやすいように舞台を作ってあげることだ。活性化する組織の構図だ。できる「トップの共通点はみなさん現場が好きだということ。それこそ「現場を知るトップ」だ。そして懇親会には40数名が集まる。車だからとか子どもを送り迎えするからとか、そういう理由はここにはない。前もって手配スミである。夜降る雪は積もる。そこに集まるのが勉強になる、という若手を引き付ける何かがある組織なのである・・・」そんな話した。アフターファイブの世界は教養?の宝庫。普段は聞けない話が一杯聞ける。指導者が活性化すればすべて子どもに還元されるのが教育の世界。自分のことだけでなく、指導者がよくなれば子供がよくなる・・・当たり前の構図である。そういう当たり前の考えができる指導者が増えて欲しい一心で全国行脚の旅にでているようなものだ。
by kusanokenji | 2008-11-17 10:34 | ■講習会リポート